アイデア賞
『ウィルチェアファミリー』
のりちゃん、えりちゃん、みっちゃん、 さんちゃん、あやちゃん、又野亜希子
車椅子で座ったままお世話できるベビーベッド
車椅子ユーザーのお母さんが対面で座った状態でも赤ちゃんのお世話ができるベビーベッドです。
この企画アイデアは赤ちゃんへの愛情がベースとなり、より密接に世話をしたい、触れていたいという障がい者の女性の視点で捉えています。社会に提言できる素晴らしいアイデアです。

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企画目的
●車椅子ユーザーが直面するベビーベッドの使い辛さを軽減し、育児しやすい環境を整えること
●障害の有無に関わらず赤ちゃんのお世話にかかる身体的な負担を減らすこと
現状分析と課題
●市販されているベビーベッドの多くは、立った状態で使用する、または横向きに座って使用することが前提となっている。対面で座った状態で使いやすい製品が少なく、車椅子ユーザーが使いやすいと思えるものは市場に無いに等しい。
●車椅子ユーザーにとって使い勝手が悪いと感じるのは車椅子の足元がベビーベッドの入らないことです。対面になるには、ベビーベッドの足下が空いた状態が必要だが、多くは下まで柵がある。
●柵が固定されており動かせないものや、扉があったとしても下に下げるタイプのものは、座った状態では膝が入らないため対面でお世話をすることが難しい。以上の課題を解決をするためにプランを考えました。
